代表紹介 赤間 響
代表メッセージ
事業に対する想い
スマートフォンの普及、通信速度の高速化、YouTubeやTikTokの登場などによってコンテンツ流通に革命が起き、一夜にしてクリエイターとして名を馳せることができる世界となりました。
かくいう私も、大学在学時にYouTubeがバズることで、身の丈に合わない収益の発生と、100万人以上に視聴されるという強烈な体験をしました。しかし「運だけ」の当時19歳の私はその重圧に負け、アンチコメントに苛まれ、動画制作もおぼつかなくなり、3ヵ月程度何もできない無気力な状態に陥ったことを今でも覚えています。
「配信をする、動画を作る、SNSを更新する、それによって食べていける」という「クリエイター業」が世の中に広まったにも関わらず、それに対する適切な育成と学習の環境はまだまだ整備されていません。
あろうことか、世の中に大量に生まれた「憧れ」「夢」を利用した「オーディション商法」「中身のない高額な情報商材ビジネス」「卒業しても何にもならない学校法人」が跋扈する始末です。
もちろん事務所業の中には優良で不断の努力をされている先行の大手企業様もいらっしゃいます。彼らは市場をリードし、作り上げてきた尊敬する企業です。
しかし、彼らが本物であるがゆえに人気が集まり、その人材募集の倍率は年を追うごとに肥大化し、才能が零れる機会が多くなってきたのが現在だと考えています。選ばれなかった才能は、それを食い物にする存在にその才能を潰されてしまう、人気の職種であるが故のジレンマがどんどん大きくなってきています。
我々はそれらを新しい仕組みを作り上げることで解決しようと考えています。
この考えから創出されたのが現在注力している事業であるBGC、BVPの仕組みです。
BGCではビジネスモデルの工夫と、適切な市場の見極めによって参加者様に費用をご負担いただくことなく、「配信業への向き合い方」「マーケティングの考え方」など本質的で多面的な情報取得機会を提供できております。
BVPにおいては「オーディションをしない」と決め、日々の活動データを元に採用させていただくことで、できる限り運否天賦の要素を排除した仕組みにすることができております。また、「成長すれば次の世界が見えてくる」という事実をBGCにも示すことができ、コミュニティ全体に純粋な成長欲求と競争意識が巡っています。
この仕組みをより大きな形で実現し、少しでもクリエイター業界の改善に役立てられたら本望です。
なぜVライバー業界なのか?
一口にクリエイター業と言っても、配信者なのか、YouTuberなのか、TikTokerなのか、既に言葉の意味は複数の分野へ枝分かれしております。
その中でも弊社は特に「ゲーム配信」「Vライバー」「歌い手」などのキーワードに着目して事業を推進しております。理由が3つあるので説明いたします。
1.最も幅広い才能を扱える世界だと考えているから
業界常識において「顔出し等の身体情報が常に求められていない」という事実は非常に面白く、万人に可能性を開かせるすばらしい文化だと考えています。
事業規模の観点、影響度合いの観点、市場感の観点からして、この業界には途方もないポテンシャルとエネルギーがまだまだあると考え、現在はこの領域に絞り事業を推進しております。
2.単純に代表である赤間が好きだから
私が小学生、中学生の時代はまさしくボーカロイドの黎明期であり、私自身もいわゆる「オタク」という存在でした。
そこから広がって、今でもアニメ、漫画、ゲームはもちろんのこと、「キャラクターに実態が吹き込まれる」という革命が起きたVライバー文化ももちろん大好きです。
好きなことでないと頑張りきれない性分のため、まさしく現在の事業は私にとって天職であると考えております。
3.数少ない、グローバルで戦える領域であるから
「日本を救いたい」などという大きな言葉はまだまだ扱える身分ではありませんが、それでも1人の若手起業家として、「外貨を稼げなければ未来はない」と明確に意識しております。
観光分野、宇宙分野、製造分野など、日本が今でもグローバルで戦える数少ない分野の中で、「コンテンツ分野」は今でもきらきらと輝いているように思います。
5年、10年など長いスパンになることは自覚したうえで、日本で磨かれた才能がグローバルに花開いていくその時まで、一歩ずつ進んでいこうと考えております。
以上が領域を絞って運営している理由となります。
長い文章をお読みいただきありがとうございました。少しでも私自身の頭の中を共有できましたら嬉しく思います。これからも「クリエイターが活躍する’’舞台’’を作る」という理念の元、事業を拡大していきますので、何卒応援の程よろしくお願いいたします。
株式会社BUTAI
代表取締役CEO